建設業界にも打撃💥

こちらのニュースをご覧になった方もいるかと思います。

ウクライナとロシアの戦争は建築資材にも大きく影響しております。

コロナの影響での値上げ、戦争での値上げと、ここ1、2年で何回も値上がりし、塗料においても今後も3ヶ月ごとの値段がいくらになるか分からない状況だと、材料屋さんの方からもお話がありました。

鋼材だけでなく、木材、設備資材、ゴム製品など建築資材全体で現在値上がりや材料が入ってこない状況が起こっており、その影響で工事金が着手が決まった時よりも、工事中に値上がりの影響を受けるといった問題が起き、スーパーゼネコンの大きな現場でさえ、混乱している状況です。

この影響で、今後懸念される点として、一般のお客様を相手にした工事における、手抜きや施工不良の問題が更に多発するのではないかと懸念しております。

何故かというと、現在でも多くの会社が工事金と利益のバランスがうまく取れず、職人さんに無理強いをし、施工品質自体にも無理が生じ、結果として施工不良、金銭トラブル、保証トラブルなどの工事後のトラブルが頻発しています。

そこにつけて、今回の値上げ問題は更なる無理な値下げ競争に拍車が掛かり、考えるだけでも恐ろしい状態が起こる気がしています。

もちろん、見積もり金額や施工に関する品質、信頼性を見極めるのは難しいと思います。

ですが、一つ言えるのは、今後は『価格よりも価値』を意識することが重要になってくると思っています。

業者がしっかりとした知識・技術があるのか、施工に対する考え、姿勢がしっかりしているか、本当に信頼できる耐久性をどう考えているかなど、今まで以上に見極められないと結果的に、今まで以上の大きな損失、雨漏りや剥がれなどのトラブルを引き起こす可能性が高いと言えます。

言葉の表現は悪くなりますが、素人の方が判断するには厳し過ぎるレベルになってきています。

私は、お問い合わせ頂いたからといって、押し売りも強要も強制も致しません。

ご相談だけでも構いません。

予想だにしなかったトラブルや損失に1人でも多くの方が、巻き込まれて欲しくないと思っていますので、なにかお困りのことや、迷っていることがあればお気軽にご相談頂ければ幸いです。

これから先は、更なる慎重なご判断を。