樹脂系サイディング(塩化ビニル樹脂)

4 樹脂系サイディング(塩化ビニル樹脂)

たまに見かけますが、日本ではまだあまり馴染みが薄いサイディングですが、アメリカでは外壁材の50%を越えるシェアを誇る素材です。

劣化しにくい材質で、塩害や凍害など耐候性にも優れています。

一番の特徴は、シーリングを使っていないので目地の補修がいらない点です。

樹脂系サイディングの劣化具合や耐用年数について

樹脂系サイディングの耐用年数は、10〜20年と言われています。

塗装時期を見極める劣化具合として

・樹脂系サイディングボードは塩化ビニル樹脂製なので、紫外線によって弾力性が失われて、もろくなります。

外にプラスチック製品を置いておくと、固くなったり弾力がなく割れやすくなるのを想定すると、分かりやすいですね。

樹脂サイディングの劣化要因は紫外線です。

紫外線対策として、樹脂系サイディングの製造メーカーでは、劣化防止剤を入れて作っている様です。

ですが、樹脂自体が、元から紫外線で劣化しやすいものなのでメンテナンスは必要です。

紫外線で劣化してしまうと、メンテナンス費用が大きくなるので、硬化する前に紫外線対策の塗料を塗るなどの対策が必要です。

樹脂系サイディングは、15年前後の周期での塗り替えをオススメします。