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木質系サイディング(ウッドサイディング)
3 木質系サイディング(ウッドサイディング)
木質系サイディングとは、天然の木に塗装をして仕上げたサイディングです。
そのため、本物の木にしか出ない温かみがあり、木目がデザインになるため、全く同じデザインになることがありません。また、断熱性能に優れています。
一番使われているのが、レッドシダーを使ったベベルサイディングです。
ひのきと秋田杉を使ったモダンウッド。
ウイルウォールなどの商品があります。
消防法の制限から、地域によっては使用できない場合もあります。
木質系サイディングの劣化具合や耐用年数について
木質系サイディングの耐用年数は40年と言われています。
こちらは本物の木材を使用しているので、環境条件などを考慮しながら、塗装時期を見極めた方がいいでしょう。
塗装時期を見極める劣化具合として
・クリヤー仕上げをしてある場合
艶引けやクリヤーが曇り始め、透明感が薄れてきたなら、あまりひどくならないうちに塗り替えが必要です。
クリヤー仕上げは、下地の影響を受けます。
早めの手当てが、きれいな仕上がりを得られます。
ひび割れに注意が必要です。
・エナメル仕上げ ( 塗りつぶしの塗装 ) をしてある場合
チョーキング が始まったら、早めの再塗装が必要。
塗膜の劣化が進むと素地のひび割れ、反りなどが発生します。
他の外壁材以上に、早めのメンテナンスを心がけ、それが耐久性を高め、きれいな仕上がりを得られます。
木質系サイディングは、10年前後での周期での塗り替えをオススメします。