青梅市小曾木【木部灰汁洗い】

青梅市小曾木【木部灰汁洗い】

木部灰汁洗い ミヤキ アクロンAB

           レブライト

施工前状況

お祖父様の代から大切に受け継がれてきたお住まい。
お孫様の代でこの家を受け継ぎ

これからもゆっくりと過ごせる場所として

残していくことを決められたお客様からご相談をいただきました。
ご要望の一つは

長年の汚れや苔が付着した瓦屋根を綺麗にすること
そしてもう一つが

「木を塗りつぶすのではなく、木本来の良さを残したい」ということでした。

お客様ご自身で方法を調べる中で

日本に古くからある木部再生の技法「灰汁洗い」を知り

弊社の施工ブログを見つけてお問い合わせいただきました。
近年では様々な木材保護塗料があり

木部を研磨して塗装するという方法もあります
もちろん、それが適している建物もあります
しかし今回のお住まいは

長い年月を重ねてきた木そのものの風合いが、この家の魅力の一つでした
新しく塗って隠すのではなく、今ある木を活かして綺麗にする
そこで今回は

塗装ではなく日本に古くから伝わる「灰汁洗い」という技法を用いて

木本来の表情をできるだけ残しながら再生していくことにしました

高圧洗浄

立派な日本瓦なので洗浄するだけでピカピカになりました

木部灰汁洗い

灰汁洗いの技法にはいくつかやり方がありますが
今回は2種類の薬品を用いて灰汁洗いをしていきます

ミヤキのアクロンABを使用し

希釈濃度を調整しつつ

木の灰汁を抜いていきます

劇薬なので濃度調整を誤ると灰汁が抜けすぎて

色合い・風合いのバランスが崩れ仕上がりにも影響するので注意が必要です
※アクロンを塗布する前に大事な工程がありますが

ここでは非公開とさせて頂きます(これも大事な技術なので)

薬品に反応して

白い泡がブクブクと出てきているのがお分かり頂けると思います

薬品が乾き切ってしまうと浮き上がった汚れがまた浸透してしまうので
浸透する前に水で濯ぎ洗いをします

洗い流した後はブラシや刷毛などでこすり洗いをし乾燥させ
汚れの抜け具合を見ます

この工程を何回か行い、次の工程に移ります

本来であれば

レブライトの前に漂白工程のノーベルを塗布するのですが

ノーベルを使わなくても充分と判断し、染み抜き工程へ
こうした現場での判断も薬品を扱う際は非常に重要になってきます
薬品なので無作為に工程を踏んでしまうと木を無駄に傷めてしまうので
慎重な見極めが求められます

レブライトは塗布→濯ぎ洗いの工程はアクロンと一緒ですが
タイミングや時間の置き方が変わるところがあります

施工後

灰汁洗いでは白木まで戻すこともありますが

周りの風合いに合わせた仕上がりで

自然な風合いのバランスを保つことが出来るのも

『灰汁洗い』の技法の魅力でもありますね。
お客様も、綺麗になり過ぎず自然な風合いを大事にしたいという
ご要望通りの仕上がりに

灰汁洗いという技法がもっと広まって欲しいと
嬉しいお言葉を頂き

嬉しい限りでございました

施工対応エリア 羽村市、青梅市、福生市、昭島市、立川市、瑞穂町、八王子市、日の出町その他エリアでもお気軽にご相談ください。

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