自社施工を目指し始めた当時💡

お疲れ様です! 東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一、超耐久4回塗りの屋根塗装、外壁塗装で安心出来る住まい作りを基本に、楽しいアートペイントでの一生の思い出作りから壁紙(クロス)の上からの塗装なども行っています! (株)長谷川塗装工業のかやたいです! 


長谷川塗装工業は、元々、先代社長が下請け仕事一本でやってきていたので、個人のお客様などが一切いませんでした。 

ですので、自社施工に切り替えるには全て0からやらなければいけませんでした。 

〔会社の宣伝、ホームページの作成、チラシの作成、チラシの配布など頭に浮かぶ事を片っ端からとにかくやる!〕

とても非効率かもしれませんが、当時はやるべきこと、やらなければいけないことだらけだったので、とにかく頭に浮かぶことをしらみ潰しにこなしていき、夢中で目の前の課題を乗り越えてきました。


何故自社施工に切り替えようと思ったのか

先代から会社を引き継ぐ話が出た当初は、それまで先代が仕事をもらっていた会社からの仕事を継続してくれといった話をされていました。

ですが、その元請けとの仕事を引き継いでいくうちに、工事に関するお金のやり取り・取り決めの部分で、不透明な金額の設定・明らかに請負ではない管理のされ方に不安を覚え(先代が何も言わない人だったのでかなり足元を見られていた要素が強いです)、今後の経営面について、現在も弊社の経営をサポートしてもらっている方と話し合った結果、長い目で考えたときに、自社でも直接個人のお客様との繋がりを増やしていった方が良いという決断に至り、自社施工による仕事の獲得を目指し始めました。

その理由と、もう一つ。

僕がそれまで見ていた職人と呼ばれる世界では、毎日仕事の愚痴か、給料に対する不平不満の会話がとても多く、かといって何か自分で行動を起こすという人がいない日常に、僕自身は息苦しさを感じ、正直魅力すら感じていませんでした。

そんな日々を過ごす中で

『職人として胸張って堂々と生きたい』
『言われたことだけを文句言いながら作業するような作業員と呼ばれても言い返せない職人にはなりたくない』
『子どもが失望するような父親の働いている姿を見せたくない』
『せっかく職人としての道を選んだのなら自分の腕・技術で評価される、人の役に立てる職人になりたい』

そのようなたくさんの思いが積もっていった結果、思い切って今まで全く経験したことない世界に踏み出すことを決めました。

どのようにして仕事のご依頼を頂いたか

知名度もない・実績もない・顧客もいない・営業経験もない

そのような絶望的な状況から、どのようにして仕事を獲得していったのかというと、まずは無料で始められるホームページの作成から取り掛かりました。(現在のホームページも母体は無料で作れるホームページを運用し、作成当初から何年間も僕自身の手でコツコツと改良を重ね続けています)

ホームページ作成と並行し、チラシの作成に取り掛かり、チラシ作成には昔から知っている方に協力して頂き、とにかく捨てられる前に一回手に止まるようなチラシを作ろうと思い、手描きによる一風変わった温かみのあるチラシを作って頂きました。

長谷川塗装工業という無名な会社をどう宣伝したか

ここが1番大変なところでしたが、1番初めは、立川から青梅までのエリアを何日も掛け、エリアごとにどんな家があるか、築年数はどのくらいかなど、カッコよく言えばマーケティング調査と言えば分かりやすいでしょうか。

そうしたことに時間を費やしました。

時には、車をコインパーキングに止め、自分の足で歩き回り、建物を見て回る、そんな日々を何日も何日も繰り返しました。

時に、自分は何をしているんだろうか、果たして今やっていることが正解なのだろうか、そんな気持ちになる時もありました。(ちょうど長男が生まれて間もない頃でもあったので)

奥さんにも、たくさん迷惑を掛け、不安な思いをさせてしまいました。

先代の社長は、昔の人+高齢ということもあり、現場仕事以外に対する給与に関して本当に意識が薄かったので、僕の賭け事のような営業活動に関しては、お金を払うことにどこか戸惑いを僕自身が強く感じたことから、お金は一切頂かず、立川から青梅までを走り回り、歩き回りする日々を無給で過ごしていました。

もちろん、ホームページやチラシに関することも全て無給で、一人で孤軍奮闘する毎日です。

ですが、絶対に自社での仕事が取れるんだっていう姿を見せたい一心で無我夢中の日々でした。

訪問営業をして、何も言う前から罵詈雑言を吐かれたり、冷たくあしらわれたり、ただ人の言うことだけを聞いて仕事して帰ることがどれだけ楽かを痛感しながらも、諦めず、訪問営業してみたり、ポスティングしてみたりと、とにかく足を使いまくる毎日でした。

自社施工に関することに関しては、会社には一切頼らずやっていた為、宣伝広告費もやたらめったら掛けられる余裕もあるはずもないので(全部自腹なので)、とにかく歩き回り、市場調査をした結果、大半のエリアに関しては、Google マップさえ見れば、どんな家が多いか、どんなエリアなのかを分かるようになりました。

そこで初めて、ネットを使って新聞折り込みを入れてみたり、ポスティングを依頼してみたりすることにも、挑戦し始めました。

とは言っても、ネットで頼むにしても費用的にも、小規模でしか出来ないので、ネット使いつつも自分の足もフル活用する。

そんな日々を過ごしているうちに、一件のお問い合わせがあったんです。

最初お客様との出会い

たまたま最後にしようと思って入れた新聞折り込みのチラシを見て、手描きのチラシとまだ幼かった長男の顔のイラストに、感動してくださりお問い合わせを頂きました。

その時に、初めてこのホームページに書いたブログが下になります↓

心躍る心情を必死に抑え、ドキドキしながら現地調査に伺った時のあの気持ちは今でも忘れておらず、現地調査の後に、最初に持っていったカタログがコチラ↓

初めての自社施工は、関西ペイントのアレスシックイシリーズによる施工となり、クロス(壁紙)の上から漆喰を塗るというお仕事でした。

この時のお客様との出会いが全ての始まりとなり、このお客様は高齢の女性の方でしたが、様々な商売経験・経営経験がある方で、本当にたくさんの大切なことを教わりました。

この最初の塗装工事のご依頼を頂いた時に、一年に一回は必ずお客様の所へ直接出向き、挨拶回りをしようと決めて、現在もそしてこれからも、どんなにお客様が増えようとも続けていこうと決意した塗装工事でもありました。

そうしたこともあり、弊社では工事完工後、保証書もお渡ししておりますが、毎年年初めの年始挨拶として、屋根塗装や外壁塗装などの塗装工事をご依頼頂いたお客様、施工させて頂いたお客様のお家を一軒一軒回らせて頂いております。

皆様、毎年何も気になることはありませんと優しく仰ってくださいますが、工事のご依頼を頂くということは、決して当たり前のことではありませんし、例え世間話で終わったとしても、お客様にとって少しでも安心感を感じてもらえたらという気持ちもあります。

工事が終わったらハイ、サヨナラ!あとは知りません!などは、ご依頼を頂くということにおいて沢山苦労してきて、尚且つ、全く知らない僕を信頼して下さり、塗装工事を依頼してくださった最初のお客様の優しさを知る僕からすると、とてもじゃないありませんが出来ません。


そこから、最初の工事をキッカケに、一年に一回お問い合わせがあるかないかだったのが、半年に一回あるかないかになり、数ヶ月に一回あるかないかと少しづつお問い合わせも頂けるようになり、有難いことに、塗装工事のご依頼も頂けるようになってきました。

小さなひとつひとつのことを大切に誠意を持って積み重ねていった結果、自社施工を目指し始めて5年程経ちましたが、今もこうしてブログを書けていられるのもあり、そうした理由には、お客様ひとりひとりの優しさがあり、支えて頂いているおかげだと思っております。

小さな塗装屋さんを頼って頂き本当にありがとうございます。

これからも頼って頂ける、お客様を裏切らない、仕事においても、家庭においても『笑顔』になって頂ける仕事・生き方を大切に、しっかり成長していけるよう頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します。

株式会社 長谷川塗装工業

東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一の超耐久4回塗りを基本に、職人が直接手掛ける正規施工の屋根塗装、外壁塗装で安心の15年サイクルを提供し大切なお家をお守りします!

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