こんにちわ!
東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一、超耐久4回塗りの屋根塗装、外壁塗装で大切なお家をお守りし、楽しいアートペイントでの一生の思い出作りから壁紙の上から塗装なども行っています!
(株)長谷川塗装工業のかやたいです!
今回は、現在外壁塗装工事、屋根塗装工事などの戸建ての塗り替え工事に起きている価格崩壊について、お話させて頂きます。
価格崩壊とはなにか…
工事受注に対する、価格競争の激化に伴い、現在リフォーム工事、塗り替え工事だけに関わらず建設業界において、新築、改修など大きな工事から小さな工事まで、ほとんどの工事で工事内容と単価及び工事金のバランスが取れていません。
簡単に言いますと、工事内容に対して非情なまでの金額の安さに建設業界で働く人達は嘆いています。
なぜ、このような価格崩壊が起きているのか…
・安い方が仕事は取れる
・工事金は安い方が良い
などと一時の『どこよりも安く』が誠意ある工事と考えられ、高い工事は必要ない!と簡単に片付けられてしまっていることなどが未だに根強く残っているからです。
バブル崩壊後、世の中の不況の煽りの中なんとしても工事を受注しなければと必死になった結果、多少の赤字でもやるといった流れが増え、無理をするようになりました。
しかし、それでは到底良い仕事などは出来ず、体力の無い会社は潰れ、手抜き工事が増え、欠陥工事が頻発するようになり、テレビのニュースなどでも報道されるようになりました。
現在でも、足場の倒壊事故や現場での火災事故などを見ると、無理が生じているんだろうなぁと思いながら見ています。
私自身も7〜8年前は、よく大きな新築工事などに携わっていましたが、無理に無理が生じあちこちで酷い施工が行われているのを見てきました。
価格崩壊は今に始まったことではなく、もう何十年と続いているんです。
そして、それに伴う品質の悪い工事に目を瞑りながら未だに安さ勝負をするような流れが止まりません。
戸建ての塗り替えに関しましても、大きな施工会社さんやハウスメーカーさんなどの工事金は、実際に工事に掛かる金額と請け負い金額が合っていないことがほとんどです。
なぜ、適切な金額で工事が行われないのか…
・ちゃんと見積もりを出すと工事金額が上がり、失注に繋がるリスクがある
・適切な工事を行えるだけの知識・技術が無い
・下請け業者にそこまでやれる職人がいない
・金額や塗料に対する信頼感を持っていない
この内容はごく一部です。
長い年月、無理をして半分投げやりに仕事を続けてきた結果、工事の本質というものを見失っている会社や職人が多いのも事実です。
長年そのスタイルに腰を据えてしまったので、それを一気に変えようとするのも難しく
『臭いものには蓋』
『分かってはいるけど見て見ぬ振り』
という、状態でズルズルきているんです。
せっかく大事な家の為に大きなお金を信頼して払うのに、その工事金の中身が適切に使われていなかったら皆様も嫌ですよね?
表面上の金額よりも、その金額の内訳や内容がどう使われるのか、しっかり聞いて、その説明にしっかり納得出来るかどうか慎重に判断してくださいね。
疑問やご不明な点がございましたらお気軽にお声掛けください!
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