こんにちわ!
東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一、超耐久4回塗りの屋根塗装、外壁塗装で大切なお家をお守りし、楽しいアートペイントでの一生の思い出作りから壁紙の上から塗装なども行っています!
(株)長谷川塗装工業のかやたいです!
今回は外壁塗装工事においてのビジネス変化について少しお話させて頂きます。
自社施工を行うようになり、様々なお客様とお話をさせて頂く機会が増えました。
今まであまり機会のなかったお客様目線でのご意見やご質問を直接聞けるというのはとても貴重なので、大変嬉しくもあることなのですが、寂しい想いに繋がることもあります。
ほとんどのお客様に一度は言われるのが
『どこに頼めばいいのか分からない』
というご意見です。
確かに現在はインターネットを利用し、簡単になんでも調べたり買うことが出来る時代です。
ご近所付き合いも昔に比べるとかなり減少しましたよね。
そして、不景気の波を受け住宅塗装の業界でも安値での販促が進み、会社はフランチャイズ化し品質は落ち、職人の腕も落ち、昔のような職人気質といわれるような仕事や姿勢は激減しました。
有形の商品を売る業界ではなく、職人さんの技術、要は人の手で生み出される仕事の価値を機械が大量生産するかのようなビジネスの仕方をしてしまったが為に無理が生じ様々な施工不良を起こし住宅塗装業界の品質、信頼共々低迷させる結果となりました。
確かに安値で出せば仕事を取れる率は上がるかもしれませんが、それをやり過ぎた結果塗装会社や業者の飽和状態を生み出してしまったのです。
いつしか、どこを見渡してもどんぐりの背比べのような、よくわからない塗装会社ばかり増え、お客様が泣く結果が増えました。
豊かな現代が生み出した反面教師かもしれません。
簡単に、お手軽になんでも手に入るような世の中で、いつしか職人という世界まで一緒くたにされ、業界全体がこの流れに流され結果多くの作業員化した職人を生み出すことになりました。
今ほど豊かではなかった時代
携帯電話もない、インターネットもない時代
それこそご近所付き合いがあり、義理人情が豊かだった時代には、本当に腕のある職人さん達は今で言う『口コミ』だけで仕事が成り立ちました。
しかし、当時の職人さん達は皆プライドを持ち誇りを持って仕事をしていたし
『人様からお金を頂いて仕事をする』
ということをしっかりと大切にしていました。
現代の言われたことだけをやる作業員化した職人さんなどは足元にも及ばない程の仕事への姿勢と仕事っぷりでした。
私はそんな姿に憧れてこの職人の世界に飛び込んだこともあり、現在の塗装業界の薄っぺらさには時折悲しくもなります。
確かに、昔に比べ、道具は使いやすくなり、塗料も塗りやすくなったり性能が上がったりしていますが、根底には
『職人としての姿勢、プライド、誇り』
を大切に、自分の腕で人様のお役に立てるような職人であり続けるということだけは、これからもずっと変わらず持ち続けていきたいと強く感じております。
こんな現代でも、このような熱い気持ちで昔の職人気質を心に大切に持ちながら仕事と向き合っている職人がいるということを少しでも多くの方に知って頂けたらなと思います✨
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