お疲れ様です!
東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一、超耐久4回塗りの屋根塗装、外壁塗装で安心出来る住まい作りを基本に、楽しいアートペイントでの一生の思い出作りから壁紙(クロス)の上からの塗装なども行っています!
(株)長谷川塗装工業のかやたいです!
福生市熊川でのタイヤマン福生店様での鉄骨塗装工事は当初、作業場のメインとなる鉄骨部分が高所となる為ステージ足場という、空中に浮いた状態の足場を組むことを想定しましたが、ステージ足場を組むと営業中の作業に支障をきたしてしまうという課題が浮き彫りになった為
- 作業を円滑に進めるためには
- 作業していても営業時間に支障が無い作業方法はなにか
この二点が大きな課題となりました。
最初の課題として、ステージ足場を組んだとしても、写真右下のU字のリフトに車体を乗せオイル交換などの作業をした際、ハイエースや大型車を乗せてリフトアップした際に足場に当たってしまうという課題が浮かび上がりました。
この時点でタイヤマンとしての営業時間・塗装工事としての作業時間・作業方法も綿密に練らなければならないという事態に。
塗装工事期間中だけお店を休業するというのも難しい部分が多過ぎるので、1番ベストな答えとしては
・お店の営業そのものは通常通りに営業出来る
・お店の営業をしつつも塗装工事自体も円滑に進める
この二点をクリアする為に、営業終了後の作業を提案させて頂きました。
お店の営業時間は18:00までなので、それ以降に組み立て式のローリングタワーという足場を設置し塗装作業を行ない、作業終了後は日中の営業に支障をきたさないよう解体するというのが1番ベストと判断し、社長様とも話し合いをし、営業終了後に塗装工事を進めていくことになりました。
ローリングタワーはストッパーキャスター付きの作業しながら移動出来る組み立て式の足場になります。
作業する場所はこのような場所になります。
この範囲から手が届く範囲で、ケレン・研磨作業や塗装作業を行ない、終わったら次の届く範囲へ移動していくといった進み方になります。
まずは前回の塗装工事の際、塗料選定が間違っていたのか、はたまた塗る作業の職人の技術力の問題なのかは確実には分かりませんが、1番劣化の酷かった場所から着手していきます。
※恐らく大きく希釈し過ぎた塗料の希釈率・作業に当たった職人の適当な塗り方が原因とみています。
拡大して見て頂くとより分かりやすいと思いますが、旧塗膜がかなり剥がれている状態。
このような状態を、僕たち塗装職人の世界では
『花が咲く』
と呼びます。
まるで花が咲いたように塗膜がパラパラと捲れ上がった様子から『花が咲く』と呼ばれ始めたようです。
このような場合は、まずは手である程度削り、機械を使って更に削っていきます。
何故その手順なのかは、いきなり機械を使ってしまうと、硬く固まった塗膜の余計な飛散が起きるのを防ぐ為と、削った際に塗膜の破片が自分に飛んできて思わぬケガを防ぐ為でもあります。
最初は手で削れやすいところを大まかに削っていきます。
丸棒部分(ブレス部分)には柔軟性もあり、強く研磨出来るマジックロンという研磨道具で削ります。
スクレーパーという道具で強く削り落とすこともしたりと、要所要所で道具を使い分けながら、粗方の範囲で削り終えたら、機械を使って削っていきます。
機械の刃物の削る対象物に対し、当たり具合や機能性を最大限生かす為に、色々試しつつ、時間効率の向上、作業性の向上を狙っていきます。
この続きは、明日またブログにて更新致しますので、是非明日もご覧頂けたら幸いです☺️
よろしくお願い致します🙇🏻
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