塗装工事における品質と金額について

おはようございます!
今年に入ってから仕事でも休みでも毎朝5時に起きて朝活の時間に充てるという生活を始めてます✨

仕事の場合だいたい5時半から6時前までには家を出るので特にやることは無いのですが、仕事が無い場合は家族も皆寝てるので、事務作業するのにもスムーズですし少し有意義な時間を過ごせて良いものですね😊✨

さて、本日お話するのは
『塗装工事における品質と金額について』です。

独自に調査をしたのですが
『家の塗り替えを考えた時いくらぐらいを考えますか?
・ 100万以上
・ 100万以下
・ とにかく安く』
というアンケートを取ってみると
意外にも僅差で100万以上という声が上回り、その次に100万以下、最後にとにかく安くという結果になりました。

さて、この3つの考えがどのような品質と金額に繋がるかご説明致します。

※もちろん建物の大きさにより価格は変わりますので、今回は建物の大きさは考えないものとします

最初に『とにかく安く』を選んだ場合
材料費10万
副資材費3万
人件費15万
足場代10万
その他経費等3万だとした場合
約40万ぐらいの工事になるとします。
この内容で無理が生じるであろう懸念ポイントは材料費、人件費です。
なぜ材料費と人件費に無理が生じるのか
まず、材料費ですが、この金額で用意できる理由としては

・ 在庫が豊富にある
・ 希釈率をあげて色だけつけて材料そんなに使わなければいいという頭が前提にある

この2点がメインとなってくるのではないかと考えます。
在庫が豊富にある場合、塗料というのは特に上塗り材などは一斗缶の封を切っていなくても時間が経つにつれ、中で少しずつ固まったり分離したりして使えなくなってきます。
なので在庫があった場合だとしても、その塗料が古い在庫品を使用する考えの場合はとても危険です。
次に、希釈率を上げて色だけつけるという考えは説明するまでもなく工事として論外ですが、やる業者はやります

希釈率を上げたら塗料が薄まり過ぎて色が付かないのではないか?
という疑問が浮かぶと思いますが、確かに色が付きにくくはなりますが恐らく、素人目には分かりにくいレベルです。
上記の内容で果たして10年、15年持つでしょうか、そして会社に利益は出るのでしょうか

どちらも無理です。
耐久性は無い、工事をする側もまともにやったら赤字
そのような内容で工事をするのはお金をドブに捨てるような1番もったいない話です。

次に100万以下での場合
こちらの金額が1番多いのではないかと思います。
100万以下を想定した場合
材料費20万
副資材費5万
人件費50万
足場代10万
その他経費等5万
利益10万
先程より利益も出てるし一見良さげに見えますが、ここでの懸念ポイントとしてはその他経費等以外全てが懸念ポイントとなります。
それはなぜか
この時の懸念ポイントとしては
まず金額に見合った塗料選定が行われているか
副資材費がなにに充てられるのか
人件費が何人でどれくらいの日数を想定しているのか
足場代はどんな足場のクオリティなのか
その利益で会社側は満足しているのか

これくらいの金額となってくるとまず大事なのが塗料選定です。
それはなぜか、この金額の層になると選定する塗料の幅が広がってきますので、一般の方にも口八丁を使いやすくなります。
なので、まずは塗料選定についての説明に疑問を感じたらメーカーに聞いてみるのも一つの手です。

副資材費についてですが、これくらいの金額になると使用するものも増えてくるはずなので、副資材費にどのような項目があるのかもしっかり聞くか掲示してもらうようにしましょう。

人件費については1人でこの金額ならしっかりやれる金額です。
しかし、これが2人、3人ともなってくると話は変わってきますし、日数も大きく関係してくるので人数、日数はしっかり聞いておきましょう。

足場代10万としては安い方です。
ですので、鳶さんが無理をしている可能性があります。
安全面、作業面において1番の要となる足場がどんな足場を組むのかもしっかり説明してもらいましょう。
そこで疑問に感じたら鳶さんも呼んでしっかり説明を聞くようにして下さい。

会社側がその利益で満足しているのかどうか

書類に利益を書く会社はいませんが、一軒の工事に対して会社側が利益に満足していない場合、人件費を少しでも浮かせたい考えから職人に無理をさせ早く工事を終わらせるよう指示する場合もあります。
そうなると手を抜かざるを得なくなったり、強引な作業になってくる懸念があります。

100万以下というのは1番リーズナブルで良心的かもしれませんが、1番見えない所での手抜きや強引な作業が潜んでいる可能性が高いので注意が必要です。

最後に100万以上についてですが
100万以上ともなれば予算として全体的に余裕が生まれますのでかなり高品質な工事が期待出来ます。
なので、全てにおいてしっかりとした項目、説明を納得出来るまで求めるようにしましょう。
塗料選定と作業する人物が1番の鍵となってきます。
良い塗料をしっかり扱える職人さんにお願いし、職人さんと会話することも心掛けていきましょう。

少し長くなってしまいましたが、ここには書き切れないこともあるので、疑問、心配などがございましたら私でも構いませんのでお気軽にご相談ください😊✨

株式会社 長谷川塗装工業

東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一の超耐久4回塗りを基本に、職人が直接手掛ける正規施工の屋根塗装、外壁塗装で安心の15年サイクルを提供し大切なお家をお守りします!

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