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東京都羽村市を中心に八王子市、青梅市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一、超耐久4回塗りの屋根塗装、外壁塗装で安心出来る住まい作りを基本に、楽しいアートペイントでの一生の思い出作りから壁紙(クロス)の上からの塗装なども行っています!
(株)長谷川塗装工業のかやたいです!
福生市熊川での屋根塗装、外壁塗装工事の様子は屋根編に移っていきます。
今回の屋根は日本瓦に似た形のタイプのセメント瓦になります。
コチラは洗浄後の屋根の状態ですが、棟瓦の端部(鬼瓦)、屋根の隅の先端部(隅瓦)だけ色が違う部分は日本瓦を使用されており、それ以外の部分はセメント瓦を使用している為、見た目の劣化に違いが見られます。
日本瓦は練り上げた粘土を1000℃以上の高音で焼いて仕上げる為、写真でも分かる通り耐久性、美観性が長持ちします。
一方、セメント瓦は読んで字の如くセメントで形を作り、表面は塗料でコーティングされている状態なので、日本瓦と違い劣化してくると表面のコーティングが剥がれてくるので、塗装メンテナンスが必要となります。
今回は、棟瓦の漆喰部分もかなり劣化していたので、この部分も新しくする為、屋根屋さんにご協力頂き、棟瓦を一度積み直すところから始めます。
まずは四方の斜めに落ちている棟瓦を先行して解体していきます。
次に南蛮漆喰と呼ばれるシリコン樹脂を配合した漆喰を瓦の破片と一緒に並べていきます。
何故、瓦の破片を混ぜ込むのか?
屋根屋さんの解答としては、昔からの工法で漆喰の中に瓦の破片を混ぜ込むことで、漆喰の土台部分が強くなる為、あえて瓦の破片を仕込むそうです。
昔の人の知恵が現代でも活きているって素晴らしいですよね😊
漆喰+瓦の破片の上から今度は更に漆喰で土台を作っていきます。
結構大量に漆喰を使用し盛りながら形を作っていきます。
僕も初めて作業の様子を生で見たのですが、粘度の高い漆喰を豪快に盛っていく様子は迫力がありました✨
こう見ると、高さ・量共に凄いのがお分かり頂けますかね?😳
釣り糸でしっかりと高さを見ながら、手際よく作業を進める屋根屋さんは流石ですね✨
最初の土台が出来たら、番線(銀色の針金のようなもの)を等間隔で並べて瓦を積み直していきます。
この番線は最後に瓦をくくる為に、この段階で仕込んでおきます。
最初の瓦を設置したら、その上からまた漆喰を盛り、その上からまた瓦を積んでいきます。
ここまででも意外と工程数ありますよね😅
違う職種の作業の様子を見れるのは中々無く貴重な体験でしたので、僕は終始ウキウキ心を躍らせながら見たり、出来る範囲内のお手伝いをしてました✨
最後の瓦を積み直し、番線でくくり固定したら完成です✨
四方の棟瓦がある程度完成してきたら、1番上の棟瓦も解体していきます。
解体後は同じ要領で瓦を積み直していきます。
最後に、細かい接合部分を仕上げていきます。
積み直しの際は、元々の状態と多少の誤差が生まれるので、最後接合部分がピッタリと瓦がハマるかどうかの緊張感は凄かったですね!
でも、そこは屋根屋さんも手慣れた手つきで綺麗に納めてました👏✨
接合部分を綺麗に仕上がりました👏✨
最後に番線を固定し、最終チェック+掃除をして完了です✨
この日は物凄い暑い日でしたが、屋根屋さんが3人で1日でスムーズに終わらせたのには、さすがに僕もビックリしました😳
餅は餅屋と言いますが、それでも圧巻のお仕事流石でした👏✨
棟瓦の積み直し作業を完了となりましたので、次回は屋根塗装の様子をご紹介致しますので、そちらもお楽しみにしてください😊
それでは皆さん、本日も1日お疲れ様でした!
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